確定申告で青色申告をお勧めする理由 堺市の上谷税理士事務所ブログ

いよいよ2月に入り、恒例の確定申告の時期が近づいてきました。

今回は、みなさまからよくご質問をいただく「事業所得や不動産所得の青色申告と白色申告の違いって何?」、について書きたいと思います。

青色申告と白色申告の違いは?

「青色申告」と聞くと、帳簿をつけないといけないんじゃないかというイメージを持たれている人が多くいると思います。反対に「白色申告」なら帳簿をつけなくてもいいのでは、とお考えの方もいます。

もともと、白色申告の場合で収入が低い人は帳簿をつける必要がなかったのですが、平成26年の税制改正により白色申告の場合でも帳簿をつけ、それを保存することが必要になりました。つまり、青色申告であろうが白色申告であろうが帳簿をつけることが必須になったため、違いは「申請するか、しないか」だけになっています。

では青色申告をすることでどのようなメリットがあるのでしょうか?

青色申告のメリットは?

青色申告をすることのメリットは大まかに以下の通りです。

1 届出をするだけで、10万円控除が受けられる、更に複式簿記をすると55万円を上乗せした65万円控除を受けられる
→これは、つまり10万円(または65万円)がその分の支払いがなくても必要経費にできるということです。

2 この控除額は、住民税や国民健康保険料を計算する際に控除できる
→個人事業者の方の心配事の一つに、確定申告をした後に通知がくる住民税や国民健康保険料の負担がありますが、この控除額はこれらの計算の際にもキッチリ控除されます。ただし、事業税を計算する際には控除はできません。

3 事前に届出をすれば、親族に対して仕事に見合った給料を支払うことができる。
→白色申告の場合には定額しか認められていませんでしたが、青色申告の場合には仕事内容に見合った額を支給することができ、必要経費にすることができます。

4 赤字を繰り越すことができる
→事業で損失が生じた場合には、翌年以後3年間にわたって、順次各年分の所得から差し引くことができます(純損失の繰越し)。

5 少額資産の特例を受けることができる
→青色申告をしていれば1個当たり30万円未満の少額減価償却資産については、買った年度に全額を必要経費にすることができます。白色申告の場合には10万円未満の減価償却資産までしか全額を必要経費にすることができません。 

では、この青色申告をするにはどのような手続きをすればいいのでしょうか?

青色申告をするためには?

青色申告をするには、「所得税の青色申告承認申請書」という書類を所轄の税務署に提出しなければなりません。提出期限は、受けようとする年の3月15日まで(新規開業の場合は開業から2ヶ月以内)です。

ですので平成28年3月15日までに提出すれば、平成28年分(平成28年1月1日から平成28年12月31日まで)から受けることができます。

ちなみにこの書類は「申請書」になっています。「申請」をすれば「承認」があるのが普通ですが、「承認」された場合でも税務署から「承認しました」という通知はありません。提出後しばらくして税務署から問い合わせがなければ、「承認」されたと理解してよいかと思われます。


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・青色申告承認申請書の書き方が分からない
・青色申告の申請をしたけど、どうやって会計処理をしていいか分からない
・自分で会計処理をしていきたいので、最初の基礎的なことだけ税理士に聞きたい
・本業に専念したいので税理士に会計処理を丸投げしたい

当事務所では、こういった方のお手伝いをたくさんさせて頂いております。
ぜひ一度ご相談ください。

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上谷雄一(うえたにゆういち)税理士事務所
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