良いことばかりではない!法人化のデメリット

前回まで7回にわたりまして法人化のメリットを書かせていただきました。


メリットその1 「利益が出る場合には法人税の方が所得税より税率が低くなる。」
メリットその2 「役員報酬を取ることにより、個人が負担する税金が安くなる。」
メリットその3 「役員退職金を取ることにより、個人が負担する税金がすごく安くなる。」
メリットその4 「法人を作って最大2年間の消費税の免除を受ける。」
メリットその5 「法人にすると損失を繰り越すことができる期間が3倍に延びる。」
メリットその6 「法人は決算日を自由に決めることができる」
メリットその7 「法人の方が個人事業に比べて経費の幅が広がる」

このように法人化は、税金面でメリットがたくさんありますが、小さいながらデメリットもあります。そこで今回は「法人化のデメリット」について書いていきたいと思います。


法人化することで不利になることとは?

法人化することによるデメリットは次のようなものがあります。

1 設立費用がかかる

 株式会社を作る場合には、定款印紙代、登録免許税、司法書士への報酬などを合計して約30万円かかると言われています。


2 事務負担が増える

 個人事業者の場合には、自分で何とかして会計処理や税務申告ができますが、法人になると、複式簿記が必須になり、また申告時の提出書類が増えて内容も複雑になるので事務負担が増えます。


3 赤字でも府県民税と市町村民税を納める必要がある

 法人の場合は赤字であっても均等割という税金を年1回納める必要があります。たとえば大阪市内に本社がある資本金1,000万円以下の法人の場合、黒字か赤字かに関わらず、年1回大阪府へ20,000円、大阪市へ50,000円税金を納める必要があります。


4 社会保険への加入が強制になる

 個人事業者で従業員が5人未満の場合は社会保険に加入する義務はありませんが、法人の場合は強制加入になります。給料に対する負担率は会社負担と本人負担で合計約28%になります。


5 役員改選の登記をする必要がある

 定款で決めた任期ごとに役員を改選する必要があるので、登記費用がかかります。

 

まとめ

法人化することによって税金面で多くのメリットがありますが、上記のように少ないながらもデメリットもあります。

このようなデメリットが大きな問題ではないと感じるようになると法人化は近いと言えます。

============================================
会社設立をするかどうかは、商売を始められてうまく軌道に乗った時にまず悩むことです。
当事務所では、ご相談者の状況に応じて、会社設立した方がいいのかをお話させて頂いております。
気になる方は、当事務所ホームページのトップページ右上「お問い合わせ」から気軽にご連絡ください。

_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄
上谷雄一(うえたにゆういち)税理士事務所
〒591-8041 堺市北区東雲東町1-4-28 ユーセゾン101
TEL 072-320-3167 FAX 072-350-6717
E-MAIL  info@sakai-uetax.com
URL    https://www.sakai-uetax.com
_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄